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長岡 鋭; 坂本 隆一; 斎藤 公明; 堤 正博; 森内 茂
JAERI-M 91-210, 20 Pages, 1991/12
積雪による地殻線の減衰効果を明らかにするため、無雪時及び積雪時の2回、同一場所での測定を行った。積雪時には航空機線サーベイシステムARSASによる空中サーベイも行った。12~23g/cmの積雪水量に対して、線線量率の減衰は、0.36~0.17であった。モンテカルロ計算によると、この範囲の積雪水量に対する減衰は0.32~0.16で、全体としては良く一致した。しかし積雪水量と線場の分布の不均一に起因する変動も大きく、数10%程度の変動幅が見られた。
堤 正博; 斎藤 公明; 坂本 隆一; 長岡 鋭; 森内 茂
JAERI-M 86-072, 90 Pages, 1986/05
原研では、1979年のTMI-II原子炉事故を契機にして1980年よりヘリコプタによる迅速ガンマ線サ-ベイシステムの開発に着手し、測定機器開発、自然放射線場、人工放射線場における実験、実サイトでの模擬緊急時サ-ベイ実験を行ってきた。この報告書は当研究で開発した測定システムのハ-ドウェア、ソフウェアを中心にまとめたもので他の関連報告は既に報告されている。このシステムは、NaI(Tl)検出器を使用したガンマ線測定機器、マイクロ波を利用した位置測定機器、地上におけるデ-タ処理装置より構成される。過去に5回の野外実験を実施し、空中での取得デ-タの評価にかかる基礎デ-タの蓄積および飛行手法の確立を行った。尚、コンパクト化、機能向上を計った実用システムをも整備した。
坂本 隆一; 斎藤 公明; 堤 正博; 長岡 鋭; 森内 茂
JAERI-M 86-020, 88 Pages, 1986/02
バックグランドガンマ線を対象に行った航空機による飛行サ-ベイの結果から、検出器系自己汚染寄与分、宇宙線寄与分、ラドン娘核種からの寄与、陸上における地殻ガンマ線の高度減衰特性、さらに広範囲な種々の地形地質のサ-ベイ結果について地上値との関係などについて解析・検討した。
長岡 鋭; 坂本 隆一; 斎藤 公明; 堤 正博; 宮坂 聡*; 森内 茂
JAERI-M 84-241, 120 Pages, 1985/01
航空機(ヘリコプタ)線サーベイシステム開発の一環として、Co(100、400mCi)及びCs(100、300mCi)を用いた人工放射線場における野外実験を実施した。本実験では3球形、16164直方体等6種類のNaI(Tl)検出器により地上及び高度20~500mにおいて線波高分布測定を行い、線エネルギースペクトル、線量率等の空間分布を明らかにした。また、モンテカルロ計算値との比較を行い、両者が良く一致することを確認した。さらに、検出器、位置標定装置を含むシステム全体の特性データを入手するとともに、人工放射線成分を含む線場において、その場のバックグラウンド線量率を評価する手法について検討し、係数を決定した。これらの結果は、測定データ解釈用基礎資料として利用されるだけでなく、環境線の解析上汎用的に利用されることが期待される。